自然体のピアニスト内藤優花音のブログ

ピアノと作曲してます。日記的なものとかピアノ動画とか、いろいろ載せてる雑記ブログです。

プロフェッショナルとしてのスキル磨きのコツと、ピアノ即興曲 「心のゆらぎ 2018年8月4日」のシェア

こんにちは!

 今日はね、プロフェッショナルとしてのスキル磨きのコツと題して、記事を書いてみるよ。

 

ここでいうプロフェッショナルってのは、あくまでも超私的な視点での話。

要するに、私がフリーのピアニストになるまでにやってきたこと、そしてピアニストになってから実践していること・・そんなことを書きますね。

プロアマ問わず「アーティスト」の方にとって、多少なりとも参考になるんじゃないかと思う。

 

その前に、さっき弾いた即興曲をシェアしちゃうね。

ぶっつけ本番の一発撮りにしては、感情移入して弾けた気がするよ。

即興曲「心のゆらぎ 2018年8月4日」よりチラ聴かせ52秒です!

ピアノ演奏で書いた日記的な曲です。


即興曲「心のゆらぎ 2018年8月4日」よりチラ聴かせ52秒

 

プロフェッショナルとしてのスキル磨きのコツ

つづいて、プロフェッショナルとしてのスキル磨きのコツをちょろっと書いてみるね。

  

自分に合ったやり方を見つける 

 

私みたいなアート系で個人で活動している場合は、とにかく自分に合ったやり方を見つけるのがベストだと思う。

 

私の場合、こんなかんじです↓

 

1.無理なセールスはしない

2.とにかく練習する、(リサイタルなど)企画する、新曲を作曲する

3.練習や準備や作曲の過程をSNSで紹介する

4.1~3をやることで、お客さんに興味を持ってもらう

  

ざっくりこんなかんじ。

私の場合、1の「無理なセールスはしない」っていうのは、前々からのポリシーです。

 

リサイタルを開くときや、CD発売のお知らせは、ブログやらSNSやらメールなどでゆる~くさせてもらってます。

 

でも、新規のお客様にバリバリ営業をかけるってことは特にしないできました。

どうしても、性にあわないというか。。。

 

でもね、一方で、「私は営業ができない・・・」という劣等感が常にあったの。

会社員をしていた頃からあったね。

なぜかというと、営業ってビジネスの基本だと思い込んでいたから

 

でもでも、「営業しなければならない」という思い込みを捨てるのもアリだな!!と今は思う(^^)

 

あとね、2と3については、ここ数年間も実践してることね。

きっかけは、友人でもある作家さんが、そのようにアドバイスしてくれたから。

 

とにかく、練習(=アウトプット)して、その過程をSNSで紹介することで、感性が飛躍的に磨かれていく。

腕も上がっていくんだよね。

 

やっぱり、SNSで紹介するってことは、世間に公開するってことだから、多少は緊張して集中して臨むわけです。

この緊張感とサイクルが、プロフェッショナルとしてのスキルを間違いなく磨いてくれる。

 

自分への要求を高める

自分への要求を高めていくってのもとても大切。

続けていると、自然にそうなっていくものだと思います。

 

話が少しそれるけど、私は2003年からピアノリサイタルを開催しているんだよ。

これが大きなスキルアップのきっかけになったの。

 

というのも、自分でリサイタルを企画して、自分でお知らせしてお客さんに来ていただいて。。。ってことをするんだから。

 

最初の数回は入場料はいただかなかったけど、途中から入場料を頂戴するようにしました。

 

同じリサイタルを開催するんでも、入場無料と有料の差はものすごく大きい

正直な話、とっても緊張した。

 

私はピアノ演奏は2歳からやっているけど、音大に行っていないし、当時は会社員としてSE(システムエンジニア)をやっていたの。

そんな人間が有料のリサイタルを開催したら、世間になんと思われるか。。。

自分で企画しておいて、ものすごいプレッシャーを感じたものです。

 

それからは、またグンとスキルアップできたし、お客さんも私のことを「プロ」として、見てくださるようになりました。

 

お客さんの期待にさらに応えるため、リサイタルの内容も濃いものにしていきました。

選ぶ曲の難易度も自然と高くなっていったし、リサイタルそのもののテーマにもこだわりを持って企画するようになった。

リサイタルでのトークの内容もより深いものになっていった。

 

そんなとき、たまたま参加したピアノのコンクールで入賞させてもらい、2013年に16年間お世話になった会社を退職する決意ができ、現在に至るわけです。

 

おわりに 

 

簡単ではありますが、プロフェッショナルとしてのスキル磨きのコツを書かせていただきました。

 

「とにかく、やってみる」ってこと、応援・理解してくれる方々への感謝を胸に、活動していくことが、とても大切なことだと思います。

 

続けていれば必ずスキルアップするものです。

 

私もまだまだ自分のアートを探求していきたいと思います。

 

ここまで読んでくれてありがとう!

 

最後に、冒頭で紹介した即興曲をもう一度紹介するね!

 

まだ聴いていない人は、ぜひ聴いてみて!

 


即興曲「心のゆらぎ 2018年8月4日」よりチラ聴かせ52秒 

超私的にクリエイト(作曲)を続けるコツを書いてみた

私は近年作曲をしている。

作曲は私にとってクリエイトである。

今日は、超ワタクシ的なクリエイト(作曲)を続けるコツを記事にしてみた。

 

 

私は作曲にあたり、無理に「曲を創ろう」としているわけではない。

なんとなく、”その時”を逃さないようにしているだけだ。

”その時”とは、”曲が降りてくる時”、”曲が閃く時”である。

 

曲がひらめく時って、結構まとまってくる。

そういう時は、とにかくピアノに向かい即興曲として試弾し、録音する。

 

後でブラッシュアップはするにせよ、結局1番最初のイメージが1番良かったりする。

とにかく試弾すること、手を動かすことが、クリエイトのコツだと思ってる。

 

試弾して録音したものは、紛れもなく私の作品である。

これについては、良いも悪いも考えない。

作品は作品だ。

それ以上の何者でもない。

私の感性に基づいて生まれた作品なのだ。

それだけで十分なのである。

 

作曲法というものを正式に師について習うことが重要な場合もあるかもしれない。

しかし、今は自分の感性に基づいてクリエイトすること(すなわち曲を創ること)を大事にしている。

なぜなら、習うことによって見えてくるものもあるだろうけど、習うことによって見えなくなるものもあるからである。

 

また、作曲にあたりお手本になる楽曲は周りにたくさんある。

たとえば、クラシックの曲、好きなポップスやジャズの曲である。

私も作曲を始めてすぐの頃は、人様の曲の和声やコード進行を研究した。

こうした研究の積み重ねは、とても大切だと感じている。

 

 

 

しかしながら、クリエイト(作曲)は、自分のオリジナルのものである。

オリジナルのものを創るのに、人様に”習う”というのは、いささか辻褄が合わないような気がするのは私だけだろうか。 

 

 最近は、試弾して録音するに加え、その日のうちに一部分だけでもSNSなどで発表してしまう試みをしている。

なぜなら、そのほうが、曲の具現化が早まるからである。

 

発表することで、その曲は「居場所」を見つける。

そして、一人でも聴いてくれる人がいたら、さらに「居場所」を主張する。

そうすると、私も産みの親として、その曲に対して責任が出てくる。

つまり、その曲の完成に向け、意識を向けていく…という責任である。

 

ちなみに、私にとっての曲の”完成”とは、「リサイタルで演奏する」「オリジナルCDアルバムに収録する」ということを想定している。

 

即興演奏を一部とはいえ、その日のうちに即興演奏を発表するのは、正直いって恥ずかしい面もある。

なにしろ一発撮りなので、おぼつかない演奏だから笑。

弾きながらちょっと考えたり、いまいちおかしな音色になったりする。

 

でも、私自身のクリエイト(作曲)の効率・スピードを上げる意味で、この方法が最もしっくりくるように感じる。

少なくとも、現時点ではそうだ。 

 

例えば、こんな曲ができた。

7月8日のことだ。

この録音の少し前から、新しい曲ができそうで 何度も試し弾きしていた。

しかし、どうもフィットしなかった。

この曲も最初のイメージとは ジャストフィットではないのだが、 「正直な心」って感じがしたので、とりあえずシェアしたもの。


即興曲「正直な心」

 

 

もう一曲紹介しちゃおう。

この曲は7月11日にひらめいた。

即興曲「幼き日の陽だまり」(仮題)。

FACEBOOKでシェアしたら割と人気な感じ笑。

「人生色々あるけどさ 幼い頃の陽だまりの記憶があれば 乗り越えられるよね」

そんなイメージの曲。これもブラッシュアップしていきます。


即興曲「幼き日の陽だまり(仮題)」よりチラ聴かせ29秒

 

 

私の作曲の芽はこんなかんじの即興動画を撮影することから始まっている。

スタンスは気楽であること笑。

あまりシリアスにやると、苦しくなってしまうし、続かない。

結果的に、生産性も悪くなる。

何より楽しくない。

悪循環になるからね。