ピアニスト内藤優花音のミュージックアドベンチャー

魂の輝き・素晴らしさを思い起こす音楽を届けたい。作曲のヒントは自然との触れ合いから。

作曲のヒントは自然との触れ合いから

まさか私が作曲を始めるとは夢にも思っていなかった。

私はクラシックを中心としたピアニストで、クラシックを基軸にしたプログラムで演奏会を開いてきた。

リピートして聴きに来てくださるお客様も、クラシック愛好家が少なくない。

 

光栄なことに、特にベートーヴェンが好評だ。

近年ではショパン、リスト、ブラームス、シューマン、メンデルスゾーンなどのロマン派や、ドビュッシーやラヴェルといったフランスもの、スクリャービン、ラフマニノフなどの現代曲も取り入れ、バラエティに富んだプログラムで演奏をお届けしている。

 

そんな私が、作曲に目覚めたのは、2016年9月のこと。

確か、明け方メロディが頭のなかに閃いて、眠気眼のままスマホに向けて歌って録音したのが最初だったと思う。

facebookで録音した音源を紹介したのを皮切りに、気楽に作曲を始めた。

 

作曲を始めると、泉から水が湧き出るように、次から次へと新しいモチーフが湧き上がってくるのを感じた。

前々回の15回目の定期演奏会で、私のオリジナル曲「月明かり」を初演した。

自分の曲を演奏会のプログラムに入れるのは、その時が初めてだった。

 

名だたる大作曲家と並列に私の名前もプログラムに載せるのは、いささか勇気がいったが笑、私の演奏会なのだから、堂々と載せてしまった。

そして、弾いてしまった笑。

すると面白いことに、オリジナル曲が好評だった。

それも、複数の人から、オリジナル曲について好意的な感想をいただいた。

 

↓その時に頂いたご感想の一部を紹介

blog.yukane-naito.com

 

それから、作曲にさらに意識を向けるようになった。

私の場合、作曲は「作ろう」と思ってやる感じではない。

 

例えば、散歩中にふと思いついたりする。

自然と触れ合うと、特にインスピレーションを得られやすい。

 

f:id:yukane_naito:20180225173247j:image

 

たとえば、頭のなかで絵を描くように、空間をキャンバスに音で描く。

・・・・わかりにくいかもしれないが、そんな感じだ。

 

木々の微妙なディテールをボーーーっと眺めていると、これまで気づかなかった色合いや質感に驚くことがある。

そこから派生する感覚や感情に目を向ける。

昔の思い出がふっと思い出されることもある。 

最近の出来事について、思いを巡らすこともある。

そんなことをしているうちに、メロディが閃くことがある。

 

f:id:yukane_naito:20180225173250j:image

 

「曲を作ろう」という感じではなく、「曲を受け取ろう」といういい加減さが私には合っている。

それぐらい緩く構えていると、私自身心地よいし、結果的に納得のいく曲が閃いたりする。

 

f:id:yukane_naito:20180225173257j:image

 

そして、面白いことに、閃いた曲って、ファーストインプレッションがベストだったりする。

 

一つのメロディやテーマが、2回、3回に渡って閃くことがよくあるのだが、2回目や3回目にひらめいたものより、1回目に閃いたものがしっくり来ることが多い。

 

それを、楽譜に一度清書して、2回目や3回目に閃いたものとドッキングさせたり、趣向を凝らし、曲を創り上げていく。

 

閃きはいつ起こるか予想がつかないので、スマホは常に身近に置くようにしておく。

いつでも録音できるように。

 

あと、心身ともに健康なときのほうが、閃きを受け取りやすい。

そんなわけで、生活全般を心地よく過ごすよう心がけている。

特に食事と睡眠を大切にしている。

 

昨日からは作品36「虹の彼方へ行きたい」を手がけている。

もう一息で完成しそうだ。