おはようございます
今日の国分寺は曇り空ですが
涼しくて過ごしやすいです
このくらいの気候がお気に入りです
さてさて
先日から改めて練習しているショパンのエチュード作品10-1
エチュードって練習曲って意味だから
技術的に難しい曲が少なくない
特にショパンのエチュードは
技術的な難しさに加え
芸術的な深みやメッセージ性も兼ね備えた曲が多いので
人気も高いと思うし
私自身も何度も取り出して練習しているの
なんで同じ曲を何度も取り出すかって言うと
弾くたびに感じ方も違うし
前にできなかったことができるようになってたり
以前は気が付かなかった音の響き・音色・音のつながりを
もっと貪欲に表現したくなったりして
自分自身の演奏に磨きをかける助けになってくれるからなのね
この作品10-1ってエチュードはハ長調でとても堂々とした曲なんだけど
正直な話ワタシ的にとても苦手な曲の一つなんです
なんでかと言うと
手全体や指の間を大きく開く必要があるから
しかも速度も速い
そしてそして
一つの旋律での鍵盤上の移動距離がとても大きい
だからね
しばしば指が黒鍵に引っかかって音が抜けてしまったり・・・
なかなか完璧に弾き上げるのが難しい曲なんですよ
でもね
今回やってみてとても大きな気付きがあった
それはね
手が前より脱力しているということ
そして
身体のコアから弾いている感じが強くなったってこと
この曲はね
指と指の間をとても広げて弾く必要がある
親指と小指を広げるのも大変でしたが
この点については以前弾いたときに克服したのね
イマイチやりにくかったのは
人差し指と中指の間を広げる要素とか
例えばこんなところ↓
薬指と小指を広げる要素とか
↓例えばこんなところ
これを速い速度で
鍵盤の上を撫でるように移動しながら弾くのは簡単ではないんだけど
前に弾いたときよりできるようになっているのね
なんでかなー?って自分でも考えてみた
手が前より脱力しているについてはね
多分手のマッサージを自分でやっているからだと思う(実はマッサージ歴の長い私)
特に指と指の間の水かきの部分をツボ押ししたくなって押してたわけよ
多分そのおかげで
水かき部分の筋肉がほぐれて脱力できたんだろね
脱力すると指と指の間も開きやすくなるから
演奏も円滑になるんだろなー
そして
身体のコアから弾いている感じが強くなったについてはね
7月から始めているピラティスの影響があると思うんだ
これまでも演奏の際は丹田に力を入れるってことを意識してきました
それがね
ピラティスを始めたことでインナーマッスルに意識が向くようになって
身体のコアを強く意識できるようになったみたいね
コアに意識を集中できるようになると
鍵盤の上を広く移動しながら弾く曲でも
身体(特に体幹)のバランスを崩さずに弾ききることにつながるのね
これまでもやってたつもりなんだけど
更にできるようになった気がするの
これだからピアノって奥深いのよねー
ピアノに限らず
自分自身の探求は尽きることがないですねー
ちょっと興奮して一気に書いてしまいました
お読み下さりありがとうございました
ではではまた♪
内藤優花音(ないとうゆかね)
ピアニスト&作曲家です。絵も描いてます。
定期演奏会・自宅演奏会してます。
クラシック・オリジナル曲をお届け♡
CD発売予定☆
私のホームページはこちらです↓
https://www.yukane-naito.com