こんにちは!
ピアニストの内藤優花音です。
いよいよ関東が梅雨入りしましたね。
蒸し暑いどんよりした陽気です。
最近ね、ずっと昔にフタをした記憶と向き合う機会ができたの。
ながいこと潜在意識に根付いていた心の引っ掛かりのような記憶。
ひょんなことからそれと向き合った。
そんなことを最近の近況報告を交えてまったり紹介する記事を書きました。
良かったら読んでみてね!
- ジャンボにんにくの花が開花
- 幻想的な空
- 庭の紫陽花が数年ぶりに開花
- リングライト
- 看板リニューアル
- Youtubeトップ画像リニューアル
- ショパンのエチュードOp.10-4、Op.10-7に集中
- フタをした記憶を乗り越え強くなる〜竹宮惠子氏作「風と木の詩」
- おわりに
ジャンボにんにくの花が開花
数日前、庭で育てているジャンボにんにくの花が開花しました!
すごく背が高く、茎ががっしりしています。
見ていて元気が出ます♬
このコです~↓
幻想的な空
こちらは2日ほど前の空。
午後だったと思います。
ちょっと幻想的でしょ??
庭の紫陽花が数年ぶりに開花
庭の紫陽花も数年ぶりに咲いてくれました!
もともとこの紫陽花は小ぶりだったんですが、ずっと前、暴風雨のときに物置が倒れ、その下敷きになった経緯がありまして。。。それ以来ずっと花が咲かなかったんです。
葉っぱは元気そうだったのですが。。。
それがようやく咲いてくれ、色もきれいなピンク♬
嬉しいです(^^)
リングライト
この写真は、「リングライト」というものを使ってテスト的に撮影したもの。
目にリングの光が映り込んでちょっとキラキラしてませんか笑??
これはスマホホルダー付きの照明で、オンラインピアノレッスンを開くときや、演奏動画を撮影するのに使おうと買ってみたのです。
リングライトが届いたときの喜びを動画にもしました。
結局、突然消灯してしまうという不安定な動作をするので、残念ながら返品しました(泣)。
しかし、”実況レポ”という形で動画を初めて作るきっかけになったので、リングライトには感謝です。
看板リニューアル
そしてそして、自宅前の看板をリニューアルしました。
「 You Tubeでピアノの動画を紹介していますよ!」
というだけのシンプルな看板にしました。
今は育児中でもありますし、新型コロナの影響もあるので、以前のように自宅演奏会やピアノレッスンといったものを・・・特に対面で・・・お受けするのが難しく、かといって何も看板を出さなくするのも違和感があるので、こういった看板にしてみました。
この看板は中身を入れ替えることができるので、リサイタルの開催が決まったときはリサイタルのお知らせを掲示しています。
Youtubeトップ画像リニューアル
そしてYou Tubeのトップ画像&ヘッダー画像を昨日、ようやく更新しました!
You Tubeのトップ画像&ヘッダー画像はPCからしか更新できないんです。
最近落ち着いてPCを立ち上げることができなかったので長らく先延ばしにしていたのですが、ようやく更新してスッキリしました!
今度はホームページの内容を更新します~。
ショパンのエチュードOp.10-4、Op.10-7に集中
最近のピアノはというと、ショパンのエチュードを中心に取り組んでいます。
次回のリサイタル「フリーダム」の構想を練りながらも、ピアノのスキルアップに邁進しています。
今はなんとなくショパンのエチュードなんだよね。
先日取り組んでいたop.10-4に関する動画を2つ紹介します。
この曲はその昔サンソン・フランソワさんのレコードに入っていました。
擦り切れるほど聴きましたね。
爆発的なエネルギーを持つ曲です。
この曲は2003年に一度弾いているのですが、今回改めて取り組むことにしました。
↓op.10-4練習中に子どもに邪魔されが動画笑
【ママピアニストあるある?】子どもがピアノの邪魔をしてくる!
↓op.10-4通し練習
安定感を充実させて、もう一段階テンポを上げたいと思います。
しばらく寝かせてからまた動画を紹介しようかなーと考えています。
数日前からop-.10-7に取り組んでいます。
この曲は右手が重音の連続で地味に難しく、左手のメロディはトリッキーで覚えにくいです笑。
今日はショパンのエチュードop.10-7の暗譜に着手💪冒頭だけ晒す😁テンポゆっくり目、迷い迷いですが、晒した方が仕上がりが早いからね☺️右手重音の連続で地味にムズイです🤣左手も結構トリッキーで覚えづらい😵ではまたー❣️ pic.twitter.com/BE6zmrdunE
— 内藤優花音@ピアニスト (@yukane_naito) 2020年6月9日
フタをした記憶を乗り越え強くなる〜竹宮惠子氏作「風と木の詩」
話は変わりますが、先日、むかーし読んだ竹宮惠子氏作「風と木の詩」の夢を見たの。
以下、ネタバレが少しはいるので、ネタバレオーケーな方のみ読んでね!!
その夢でオーギュスト・ボウという登場人物の、異常なんだけどそうならざるを得なかった心理状態が理解できて目覚めたの。
その後内容を思い出して、ラスト部分でセルジュが涙をボロボロと流すシーンの意味がようやくわかったの。
ひょんなことから竹宮惠子氏作「風と木の詩」のラスト部のセルジュの涙の意味が深くわかり…毒を飲まされたような深いダメージを負ってました…。アール・デコ調の美しくも儚く耽美で壮絶で残酷なラストは読後感が悪いです。最近過去の引っ掛かりを見直す作業が多い。写真はジャンボニンニクの花🌸 pic.twitter.com/Gmj0f6ZoHD
— 内藤優花音@ピアニスト (@yukane_naito) 2020年6月9日
この作品は、小学6年生で読んだんだと思う。
今思うと随分難しい内容でしたね。。。
ラストがあまりにも悲惨なんです。
ジルベールという少年のボロくずのような亡くなり方がやるせなさ過ぎて。。。
それもあって、舞台がパリに移ってからのストーリーは私の中で「なかったもの」にしていたんです。
理解を拒否して、そしてその作品も既に手放して時間を過ごしてきた。
それが、ようやく記憶の奥底から蘇ってきて、深く理解できた。。。という感じです。
先日の、「フラッシュバック」の記事と共通しますね。
私にとって小学6年生~中学2年生の時期って長らく「フタ」をしてきた時代なんです。
↓
アール・デコの影響を受けた儚く耽美な作品て、大抵破滅的なラストを迎えるような気がします。
(私もいくつもそういった作品を読んでいるわけではないので、断言できませんが。。。)
以前、美輪明宏さんの音楽会で拝見した一人芝居も、ちょっとそういったものを感じました。
「自分の身を滅ぼしてまでも貫く愛の美しさ」
それがテーマのような気がしますね。
ただ、今の私からすると、あまりそれは共感できません。
自分の身を守るということも尊いことなのですから。
それに、風と木の詩に関して言えば、自分の身を限界まで滅ぼしてしまったら、残された人に残酷な傷跡を残すことになります。
そして、後悔させることになります。
登場人物の年齢が若いということもあり、その舞台設定の中での精一杯の愛なのでしょうが、あまりにも悲惨で、読後感が悪いです。
とはいえ、あくまでも「その登場人物の出来事」という割り切りもできるようになりました。
「私はそういう人生は選択しない」と決意すればすむことです。
おとなになったものですね笑。
おわりに
先日の「フラッシュバック」の記事は中2、今回の風と木の詩については小6に封印した体験です。
それがここ数週間のうちに両方ともしっかりと向き合うことができました。
盤石な足取りで乗り越えることができた実感があります。
過去の記憶って、「なかったことに」したほうがいい経験ってのもあるかもしれないけど、時期が来たら思い切って向き合って乗り越えちゃったほうがいいこともあると思う。
今回は30年越しの過去の記憶を乗り越えた経験だったので、かなり疲れる体験でした。
毒を飲まされたかのようなダメージがあり、復活に時間がかかりました。
しかし、自分がとても強くなったとも感じたし、少しは私も成長したんだなあと感じさせられる経験でした。
だって、「風と木の詩」を理解するってすごいことですよ。
それくらい深い作品。
そもそも絵に毒がある。
魅惑的な毒が。
そういった毒をもったキャラクターだからこそ、そういった破滅的な体験を選ぶ人生(ストーリー)になるのかもしれないね。
それは、現実世界にもつながるかも。
引き寄せの法則というものもあるからね。
自分はどういう人生(ストーリー)を生き抜くか?描くか?
それをしかと思い描いて強く生き抜こうと改めて思いました。
長くなっちゃったけど、読んでくれた人、ありがとう!
それじゃまたね!
【内藤優花音】
「煩悩を超越した音楽」を志すピアニスト・作曲家。「人生はアートだ」を信念に2003年よりピアノリサイタル開催。クラシックとオリジナル曲。2才よりピアノ→会社員(SE)→ 音楽活動開始→産業カウンセラー資格取得→音楽療法論文執筆→コンクール入賞→イタリアでの演奏を機に2014年独立。既婚・育児中。
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