こんにちは
今日の国分寺は雨
急に寒くなってきたね
今日はね
長年のブロ友favrissさんが記事にしてくださった
第20回演奏会「ともしび」のご感想
を紹介させていただくね
favrissさんはYahoo!ブログ時代からのブロ友さんで
もしかしたら10年くらいのおつきあいになるのかも
私の演奏活動に温かいリアクションを寄せてくださり
とっても感謝してます
favrissさんはちょっと前にブログを閉鎖なさったんだけど
これまでのお力添えに感謝し
これからも交流があったらとても嬉しいです
それではfavrissさんからのご感想を転載させていただくね
(改行や文字サイズなどちょっと変更させていただいてます)
favrissさんからいただいたご感想〜第20回演奏会「ともしび」〜
************転載開始*********************
ここ数年、コロナ禍でコンサートから遠ざかっていましたから、このリサイタルは久しぶりに出かけた演奏会でした。しかも、今回は記念すべき20回目です。
パンフレットには、プログラムとともに、次のように記されています。(拡大可)
かつて15回目「宇宙を感じる演奏会」に行ったとき、不思議と心と身体が軽くなる体験をしました。
これまで数えきれないほどの演奏会に足を運んでいるのに、こういう体験をしたことはありませんでした。
優花音さんは、疲れた心や緊張の糸を解きほぐすような、しなやかで、あたたかく、うたごころにみちた演奏をされるからではないかと思います。
刺激的な演奏でもなければ、テクニックが先行する演奏でもなく、音楽が自然に心や頭に入ってくる演奏です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
1曲目のスクリャービンの前奏曲Op.13-2、とても短いこの曲、よく耳にするのは、技術先行型のキラキラした、バリバリ弾きこなされる演奏でしたが、優花音さんの演奏はまったくちがっています。
もう目から鱗で、テンポや間の取り方のうまさ、曲の構造や聞こえなかった旋律線が見事に浮かび上がってくる稀有の演奏でした。
最初からこのような素晴らしいスタートですから、楽しみは尽きません。
2曲目はドビュッシーの前奏曲集から水の精(オンディーヌ)です。
ここでは、冒頭からとても響きが大切にされ、その中で、くっきりと個性的な音たちが命を与えられ、飛び跳ね、踊り、流れていく美しさが喩えようもありません。絶妙なペダリングにも注目です。
3曲目のショパンのノクターン第13番では、うたごころにみちた演奏の真髄を聴きとることができます。
この曲、3部に分かれていますが、最初のレントでは、冒頭右手と左手のかけあいの中、断続的に旋律が流れます。よく付点リズムが協調されすぎて右手で奏される旋律が途切れ途切れになる演奏を耳にしますが、優花音さんの演奏は、旋律の流れを良くして、ほんとうにうたごころに満ちています。
この流れの良さを維持しながら、最後のドッピオ・モヴィメント(2倍の速さで)冒頭の主題再現へとつながっていくので、この曲がなおさら感動的なエンディングに感じられるのです。
4曲目は、わたしの好きなベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」です。
これは、第15回のリサイタル時にも拝聴した曲です。
前回は「光に満ち溢れ、音の輪郭が明瞭で温かみと表情の豊かな演奏」と記事にしています。
今回はどうだろうと楽しみにしていました。
第1楽章のとても温かみのあるマイルドな音色と流れの良い演奏が終始心地よく、癒される響きに包まれていると、心と身体が軽くなる体験が蘇ります。
第3楽章で思ったのは、一般によく演奏される叩きつけるような激しい打鍵、尖った音が出てくることなく、前2楽章のマイルドな音の流れを踏襲した一貫性を保ち、自然な高揚感を築きつつ結びにつなげるうまさでした。
音楽を聴く楽しみ、喜び、ここに極まれりです。
休憩をはさみ再開後は、前半の大作曲家の曲に勝るとも劣らない優花音さん自作の2曲です。
まずは、光あふれた世界を吹き抜ける風に乗って駆け抜けていくような明るい、勢いのある曲「風に乗って」。
演奏にも表れているしなやかで、あたたかな魅力が曲にも表現されていて秀逸です。
続く2曲目は、「地球へ」。この日聴いた曲の中で、いちばん感動した曲でした。
何よりもわたし好みの旋律に惹かれます。
構想中と聞きましたが、この曲も入った2枚目のCDが早く出ないかと期待が高まります。
最後の曲は、ベートーヴェンのピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」です。
この演奏も、しなやかで、あたたかく、うたごころにみちた演奏です。
バリバリと弾き飛ばして豪快に進めていく演奏とは一線を画し、美しいプロポーションと、現れては消えていく響きや旋律を大切にした演奏で、優しい力強さに溢れています。
第1楽章主題再現部への流麗なつなぎ方、同楽章終結部の幻想的な響きの美しさが絶妙です。
第3楽章冒頭の音のブレンドもまた素敵です。
主題が朧げな世界から少しずつ浮き上がって見えてくるような表現力、同楽章の表情付け、響きの微妙な変化、光と影の表出等々実に見事です。
アンコールで演奏されたのは、ショパンのノクターン9-2です。
あたたかみがあって、うたごころにみち、魅力的な歌いまわしもあって、優花音さんならではの素敵な演奏でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
コロナ禍が続いている中ではありましたが、少し落ち着いていた時期でもあり、聴きに行くことができたのは幸運でした。お話もでき、ほっこりあたたかい気持ちにもなれました。できることならまたいつか演奏会にお伺いしたいものです。
優花音さん、ご案内も含め、本当にありがとうございました。ますますのご活躍をお祈りいたします。
※記事中、思い込みや記憶違いによる誤記がありましたらお詫びします。(転載可)
**********引用終わり**************
おわりに
favrissさんからいただいた温かいご感想は
とても感激で言葉にならず
語彙力の不足が情けないのだけど(^◇^;)
とにかく胸熱という感じ
この上ないエールなんだよね
私が追求しているのは
どこか解脱している感じで
他人と比較するとか肩書きとかそういったものを超越した感じの演奏
到達点は
「ピアノを弾くこと」ではなく
「ピアノを通して宇宙の真理を表現すること」
それを受け取ってくださっているのを感じます
favrissさん本当にありがとうございます
まだまだ未熟者ですが
追求していきます
またお聴きいただけたら幸いです
🌟おしらせ〜演奏会ビデオ発売〜🌟
第20回演奏会「ともしび」の動画を発売しました!
初公開のオリジナル2曲も入ってます🌈
この演奏会の全編を観たい方、お申し込みお待ちしております☺️
ご試聴用ダイジェスト版はこちら✨
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🌟お申し込み:yukane.naito.piano@gmail.com
お名前、第20回演奏会「ともしび」演奏動画を購入いただく旨お書き添えの上、メールをくださいませ
🌟価格:2500円
🌟お支払い方法:銀行振込
お申し込みのメールをいただいた後、お振込先をお知らせします
🌟曲目:
スクリャービン 前奏曲 Op.13-2
ドビュッシー 前奏曲「水の精(オンディーヌ)」
ショパン ノクターン第13番
ベートーヴェン ピアノソナタ第14番「月光」
内藤優花音 風に乗って
内藤優花音 地球へ
ベートーヴェン ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ショパン ノクターン Op.9-2 (アンコール)
🌟時間:1時間44分44秒
🌟データサイズ:3.38GB
お客様が動画をダウンロードするPC、スマホ、タブレット等に十分に空きがあるかご確認ください
🌟ファイル形式:mp4
🌟ファイルご提供方法:ギガファイル便
お支払い確認後、内藤優花音からメールでギガファイル便のダウンロード用のリンクをご送付します
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