自然体のピアニスト内藤優花音のブログ

ピアノと作曲してます。日記的なものとかピアノ動画とか、いろいろ載せてる雑記ブログです。

実家のピアノを連れてくることに決めた〜グランドとアップライトと同居します〜

実家に置きっ放しだった2歳~28歳まで弾いたアップライトピアノ。

 

今の住まいには既にグランドピアノがあるので、手放そうかとても悩みました。

 

夫の助言も踏まえて、今の住まいに引き取ることにしました。

 

グランドピアノとアップライトと同居します笑笑。

 

それが、これからの私にとって、とてもしっくりくるような、そんな気がするのです。

 

アップライトを連れてくるのを決めるまでの変遷を、日記の形式で記事に書こうと思います。

 

 

 

 

3月21日(木)アップライトとお別れすることにした

 

2歳から一緒だった実家のピアノ。

手放すことにしました。

 


練習中に停電になっても真っ暗闇で弾き続けた。

小児喘息の発作もピアノを弾くと軽くなりました。

 

あなたはとても素敵な音色のピアノだから、たくさんの人に弾いてもらってね。

そのほうが、あなたにとっても嬉しいだろうし、私も嬉しい。

 

あなたのおかげで、ピアノの美しさ・楽しさを知ることができました。

あなたが我が家に来た日のこと、忘れないよ。

 

最後に、あなたの音色をしっかりと記憶したいの。

今、メロディも閃いた。

弾かせてね。


ありがとう。

 

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3月22日(金)あのピアノで弾いた即興曲、好きだな

 

昨日実家のピアノで弾いてきた即興曲、素敵な曲だと思うんだよね。


タイトルは

「ファーストピアノにありがとう(仮題)」

にしよう。

 
このピアノは2歳から28歳まで弾いた。

 

調律ももしかして10年以上していない。

 

でも、なんか味のある音色。

 

本当にありがとう。

 

 

↓その時の動画です。冒頭だけですが、紹介します。

 


即興演奏「ファーストピアノにありがとう(仮題)」

 

 

 

3月24日(日)やはりアップライトを連れてこよう!

 

実家のアップライト引き取ることにした。

 

すでにグランドピアノがあるので、アップライトは他の人に弾いてもらおうと思ったんだが、いざ手放そうとしたら身を切られる思いがした。

 

楽器店に一度預かってもらって、我が家にお迎えすることにしました。

 

あのアップライトは私の臓器の一部のようなものだわ。

 

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3月27日(水)連れてくる日が決まった

 

実家のアップライトの搬入日が決まった!

 

5月1日(水)です!

 

グランドとアップライトとの同居始まります笑笑!

 

すべてトントン拍子で自分でも驚き‼️

 

最初、ピアノを買い取ってもらおうと見積もってもらったのが国立の楽器店。

 

以前から調律でお世話になっている楽器店なの。

 

とても良心的な価格で買い取ってくださるということで、一度は話がまとまりました。

 

その瞬間私は涙がぽろぽろと流れてしまって笑笑。

 

幼い頃から苦楽を共にしたピアノだからね。

 

良心的なお値段で査定していただき、どなたかにたくさん弾いてもらえる嬉しさと、でもやっぱり私の手から離れるのが身を切られるように苦しかった

 

でも、「すでにグランドがあるし、他の家族に迷惑になるから、手放さなくてはならない」と思っていた。

 

帰宅したら夫が一言。

 

「やっぱりウチに持ってきたら??」

 

夫は最初からウチに持ってくることを提案してくれていたんです。

 

しばし考えて…アップライトを連れてくることに決めました!

 

楽器店にも電話して、ピアノ搬出&一時保管&搬入&調律をお願いして快諾いただきました!!

 

ほんと、すべてがうまくいってる!

 

夫にも楽器店にも感謝!

 

そして、このピアノを選んでくれた亡き母にも感謝!!

 

搬入の日も5月1日(水)で私の第一希望だし、ほんとすべてうまくいってる!!

 

アップライトのお迎えが楽しみ💕

 

気分良くお迎えできるように実家のものも含めて、いろいろ片付けしてます^_^

ほんとに、大転換の時期なんだと思うわ。

 

 

おわりに 

  

 あのピアノを久しぶりに弾いてみて「今の私が弾くべき」と感じたんだよね。

 

自分で言うのもなんだけどかなり腕も上がっているし、エネルギー的にも違ってるからね。


このピアノはインスピレーション与えてくれる感じなので、作曲するときに弾こうと思います。

 

なんか今は清々しい気持ち。

 

アップライトが届くのが楽しみです。

 

お読みくださり、ありがとうございました。

「”大丈夫だよ”って癒やされてリフレッシュ」Y.Fさんから1stCDのご感想をいただいたのでシェアしちゃう

ピアニストの内藤優花音です。

 

昨年6月に発売したオリジナル1stCD「クリスタルな氣分」について、エチオピアで日本語教師をなさっているY.Fさんよりご感想をいただきました。

 

紹介させていただきますね!

 

※ブログへの掲載については御本人の承諾をいただいております

 

 

 

 

オリジナル1stCD「クリスタルな氣分」について

 

私のオリジナル曲を6曲収録(約33分)したCDで、セルフプロデュースした自作のCDです。

 

虹・憧れ・月明かり・銀河など、キラキラしたものを題材にしています。

 

曲に寄せた詩とイラストを載せたブックレット付き。

 

プロモーションビデオ

 

CDのプロモーション動画です。

 


【MV】内藤優花音CDアルバム「クリスタルな氣分」

 

 

 

 

ご感想

 

 

CD聴かせていただきました!

 

全体的に優しく包み込むような音楽と演奏。

 

最近忙しくて心がなんかささくれだっていたのが、「大丈夫だよ」、って癒されてリフレッシュできました

 

また疲れた時にはCDにお世話になります!

 

 

ほんと、気持ちが不思議とリフレッシュする感じ。

 

クラシック、自分でもよく聴くけど、なんか他のにはない癒し効果だよ。

 

パソコンで聴くのといい音響で聴くのの違いとか、知らない曲だから弾き方とか表現の仕方とか気にならずに純粋に聴ける、とかもあるかもしれないけど、それだけじゃないような気がする。

 

ありがとう!!

 

 

このCDは紅茶が似合う感じだけど、なんか元気が出たのでこれから覚醒のコーヒー飲んで仕事頑張れる感じです。

 

これを全部一人で創りあげたなんてすごい!!

 

端々から「内藤優花音」の本気が感じられました。

 

音楽も詩も絵も、そしてITスキルも!

 

本当に全部をつぎ込んでクオリティの高いものを創りだしていてすごい!!

 

ちなみに曲の一番のお気に入りは「憧れに目を向ける」

 

(ブックレットに掲載された)絵で一番好きなのは船の絵。

 

※屋形船の絵

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次点は表紙。

 

※ブックレット表紙に使った絵

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そして詩で一番印象に残ったフレーズは勿論、猫のみーちゃんのところです。

 

話かつい猫にそれてしまいましたが、また次回作を期待してます!!!

 

 

 

 

 

 

ご感想へのお礼

 

Y.Fさん

 

CD聴いてくれてありがとう!

 

海を越えてエチオピアで聴いてもらったのがなおさら感激です。

 

今回のCDはとにかく純粋に素朴にクリアに…を心がけてつくりました。

 

それを深く汲み取ってくださり、とても嬉しいです。


まさに私の本気をかけてつくりました。


正真正銘一人のクリエイトだからこそのクリアなCDに仕上がったと思っています。

 

「憧れに目を向ける」は構成にとても苦労した作品なんです。


クラシックでいうと幻想曲的な自由な形式になったんだけど、どんどん場面が変わり展開していくから深く深くなって、落とし所にとても悩んだの。


そんな作品だからこそ、1番のお気に入りといってもらえて、とても嬉しいです。

 

絵と詩も鑑賞してくれてとても感謝です。


「船の絵」は花見の時期の屋形船なの。


なんかレトロな雰囲気の構図になったので、悲秋円舞曲に合わせたのね。

 

そして、詩で言っている「ミーちゃん」。

 

この一節で涙腺が緩む人、多いみたい。。。

 

(Y.Fさんもご存知のとおり)私も実家で猫の「みいこさま」を飼っていたからね。。。

 

ほんと、疲れた時に染み込むCDになっていたら、お役に立てたらとても嬉しいです。


光栄です。

 

次回作についても思案中です!

 

本当にありがとう!!!

 

懐かしの品々からのメッセージ~被害者意識からの解放〜

こんにちは!

ピアニストの内藤優花音です^_^

 

実家じまいをすることにしまして

懐かしの品々と対面してます

 

先日の記事にもちょっと書いたけどね↓

blog.yukane-naito.com

 

化石のような品々と対面するってのは

なんというか不思議な感覚ですねー

 

時空が一気にねじ曲がったような感覚っていうのかな

 

あまりにも昔過ぎて

それに

今の自分とかけ離れすぎてて

 

「これって前世の出来事??」

 

ってかんじがしちゃう笑

 

 

今は交流のないかつての友人との笑顔の写真とか

幼い頃描いた絵とか

そういったものを発掘してるとですね・・・

 

嬉しいような・・・心が痛いような・・・

そんな気持ちになったんすよ

 

嬉しい4割、心が痛い6割くらいかな

 

でもね

一つづつ向き合うと

お腹の奥底が暖かくなる感覚が出てきたんだ

 

そしてね

「人生に間違いはない!」

「人生には必要のあることだけ起こる!」

という

肯定的な気持ちが強くなってきたんだ

 

そしてさらに

幼い頃からあった「自分は被害者だ」っていう意識を

完全に手放せた気がするんだ

 

懐かしの品々とともにちょっと振り返ってみるね

 

 

 

なんで心が痛いのか??~周りの大人への怒り~

 

 

今思えば

実家での暮らしは

とても恵まれていたところもあるけど

 

ちょっと(というか、すごく)窮屈だったんだよね

 

特に私の幼い頃は

父方の祖母・叔母と同居だったので

とても複雑な家族関係だった

 

それぞれの思惑で私を味方につけようとするところがあってね

 

私はそれぞれの人の話をよーーーく聴いてあげてた

 

家族のパイプ役を買って出てたんだよ

 

そうしないと

 

一家がバラバラになる予感がしていたから

 

今思うと

 

別にバラバラに成っても良かったんだけどね

 

私の知ったコッチャないんだが・・・笑

 

んで

 

私は心のどこかで周りの大人に対する怒りがあった

 

「私を(都合よく可愛がったり味方につけたりして)搾取しやがって」

 

って思ってた

 

 

 

そんな中で

 

本とか楽譜とか洋服とか・・・本当に色々なものを買ってもらった

 

この点はとっても感謝してる

 

 

 

それに

小学校があまり好きではなかった

特に高学年はそうだった

 

通ってはいたけど

本当のことをいうと

さっさと家に帰って

 

ピアノを弾いたり

絵を描いたり

漫画を読んだり

本(特に歴史)を読んだり

 

そんなことをしたかった

 

っていうか、そうしてた

 

ともかく

 

私にとって懐かしの品々ってのは

こういった窮屈で怒りを伴う思い出とリンクしちゃってるんだよね

 

だから

懐かしの品々を見ると心が苦しいんだよ

 

心の苦しさを即興で弾いてみたwww

 

 

 

漫画と私

 

漫画といえば

竹宮恵子さんの絵がとても好きで拝読していました

 

今思うと

ずいぶん大人びた内容なんだけどね 

 

キャラクターがどこかエキセントリックで

絵は美しい中にも毒がちょっとあって

 

絵を眺めるだけでとても幸せな気分になった記憶があります

 

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絵と私

 

絵はよく描いてました

鑑賞も大好き

 

下の写真は幼稚園でキジを写生したものf:id:yukane_naito:20190318125510j:image

 

とても思い出深い作品だったので探してたの

ようやく見つかってよかった

 

 

 

 

下の絵は百貨店で父が購入した油絵

玄関に飾っていました

 


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父がこの絵を買うとき一緒にいたのですが

「この絵を見ると元気がでる」といっていました

私も鮮やかな色合が好きです

 

 

次の絵は

母と百貨店で購入したもの

ほんわりとやさしい雰囲気の絵です

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小物類

 

小物類も一部持ってくることにしました

 

こちらは私が生まれたときのお祝いでいただいた羽子板

 

物心ついたときから当たり前のようにありました

 

たぶん

母方の祖父母からいただいたのだと思います

 

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キャットの貯金箱

会社員になってから私が購入したもの

 

 

500円玉貯金をするために貯金箱を探していて

当時のオフィス近くにあったセレクトショップで見つけたもの

 

にゃんともかわいくて気に入っています

また500円玉貯金始めようかな

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こちらはロシアのお土産

ロシア大統領のマトリョーシカ

 

学生時代にスペイン旅行に行ったとき

トランジットで立ち寄ったモスクワ空港で見つけました

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写真

 

写真も多々あるので一気に引き取って整理することにした

 

こちらは12年ほど実家にいてくれたキャット

「みいこさま(メス)」です

 

三毛猫ちゃんでとっても声の美しいキャットでした♪

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これは25歳位の私

どこでとったんだろ??

よくわからない笑

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こちらも多分25歳くらいの私(真ん中)

左側は夫です

 

初めて組んだピアノ三重奏で舞台に上がったときの写真です

私が大学時代に入っていた「ピアノ班」というピアノサークルのOG演奏会で弾かせていただきました

曲目はメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第一番第一楽章

 

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懐かしの品々と対面し、力強く生きる力がみなぎってきた

 

 

ざーーーっと懐かしの品々

勝手に紹介しちゃいましたが笑

 

いえ

そりゃもうね

 

最初は嬉しいような・・・心が痛いような・・・

 

そんな気持ちになったんすよ

 

 

嬉しい4割、心が痛い6割くらいな感じね

 

でもね

一つづつ時間をかけて向き合うと

お腹の奥底が暖かくなる感覚が出てきたんだ

 

そしてね

「人生に間違いはない」

「人生には必要のあることだけ起こる」

という

肯定的な気持ちが強くなってきたんだ

 

これは誰に言われたわけでもない

自分の中から湧き上がってくる感覚なのね

 

ここまでくるとね

さらに必要なメッセージがありそうだと感じたので

もうちょっと内観してみたわけだ

 

 

懐かしの品々からのメッセージ

 

過去の自分と対面して、まず感じたメッセージ

 

それは

 

「自分は幼い頃、周りの大人に搾取された」という被害者意識を手放すこと

 

 

  

 

私が幼い頃に同居していた祖母と叔母は、私の母にキツくあたっていました

 

一方、私には祖母も叔母もよくしてくれていました

 

また、母は私に辛く当たりました

 

私が叔母と親しくしていたからです

 

ざっくりした説明ですが、この記憶は私のココロの奥底に薄いけど暗い影を落としました

 

この影は、潜在意識の中で被害者意識となっていました

 

 

しかし、私自身がいま、息子のおむつ替えなどのお世話をする毎日を過ごすうちに

自分が赤ちゃんだったときの記憶が呼び覚まされてきたのです

 

まずは母におむつを替えてもらっている記憶

母の手が冷たくてたまらなかった笑

 

そして母に歩行器から降ろしてもらう記憶など

 

歩行器を使っているから一歳過ぎの記憶でしょうね

 

こうした記憶が呼び覚まされた上で

当時の母を眺めると

母は母で一生懸命私のお世話をしてくれていたのだと思うのです

 

でも

あまりにも若く母親になったというのもあり

感情の吐出口が見つからなかったのでしょう

 

だから私を叩いたり、ヒステリックに言葉の暴力を振るったりしたのでしょう

 

これまでも頭ではわかっていたけど、実際に自分で子育てして、より一層理解が深まった気がします

 

 

その上で幼い私を眺めると

 

「私は周りの大人に搾取されて可愛そう」

 

というイメージよりも

 

「私は複雑な人間関係を乗り越える課題をクリアし、強靭な精神力を得た」

 

というイメージが強くなり、とても気持ちが軽くなりました

 

これは頭での理解ではなく、肚(はら)からの理解なのね

 

さいごに

どんなことにも通じると思うんだけど

ちょっと印象深い出来事があるなーってときは

 

「この出来事から何を学ぶべきなんだろ?」

 

って視点、とっても大切だと思うんだよね

 

ついつい毎日忙しく過ごしてると考えないで済ませちゃいたくなるけど笑

 

みなさんも、ちょっとだけ足を止めて、その出来事が何を教えてくれてるのか感じ取ってみてはどうでしょう♪

 

その先の未来が、さらに軽やかなものになるかもしれませんよ!

 

長い記事になりましたが、お読みくださった方、ありがとう!!