自然体のピアニスト内藤優花音のブログ

ピアノと作曲してます。日記的なものとかピアノ動画とか、いろいろ載せてる雑記ブログです。

ピアノは彫刻に似ていると思う

最近とくに感じるのが

ピアノって彫刻に似ていると思うってこと

 

 

これまで

絵を描くこと

演説

に似てるなと感じたことはあるんだけど

彫刻ってのは

わたし的には新たな感覚なの

 

 



音符と音符の繋がりや間から
どんなテクスチャーのものに仕上げるか?
どんなフォルムに仕上げるか?
どんな大きさなのか?

 

立体感
奥行
重さ
軽さ
手触り

 

こんな要素を

詳細に繊細にイメージして

創り上げていく


音楽は時間的な要素もあるから
特に強調するところとか
感じ取ったり(*´∀`)♪

 

ピアノでこういった要素を具現化するには

鍵盤を押すときの

指の速度・角度・タッチ

鍵盤から指を離すときの速度

次の音を押すときのタイミング

がものをいいます

 

レガートで弾くか

スタッカートで弾くか

マルカートで弾くか

ってことなんですが

 

細かく一音づつ楽譜に指定があるわけではないので

 

演奏者の感性で

こういったことはデザインしていきます

 

ほんと

いくらやっても気づきが毎回あって

課題が次々と出てきます


尽きることない探求がワクワクする💖

 

 

子どもの頃のピアノの先生が
音楽は言葉が違っていても楽しめるっておっしゃっていたのが印象的でしたが
まさにそうなのよね

音楽に限らず
アートって
言葉や身体を超えたものが
あると思うんだー

時空も次元も超えられるんじゃないかな(*´∀`)♪

 

とりとめのない記事ですが

私が演奏するときの

根幹に関わる感覚を

書き出してみました

 

思うがままに

感じるがままに

自然に

奏でています

 

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アイヌの伝承音楽と踊りに触れた1日

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多摩美術大学で
アイヌの伝承音楽と
踊りのワークショップに
参加してきました

 

写真は樺太アイヌの
トンコリという楽器に
触れさせてもらっているところ

 

踊りも歌も

大まかな「型」はあるんだけど

基本的には自由に

とにかく楽しむ

 

 

熱いエネルギーを感じました

 

 

三上敏視先生

ToyToy先生

どうもありがとうございました

 

以下

簡潔ではありますが

ワークショップのことを書かせていただきます

  

まずは体育館で踊りました!  

みんなで円になって踊りました

少し前のめりで膝を曲げた姿勢を維持するので

なかなかキツイ姿勢です

 

踊りながら左回りに進んでいきます

どうして左回りかというと

心臓のある方向だからだそうです

 

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講師のToyToy先生がおっしゃるに

”アイヌの人たちは筋肉ではなく骨で動いていた”

とのこと

 

身体の真の力をフルに使って

生活していたのでしょうね

 

また以下のような意味のお話も伺いました

”円の間が空いているとそこからエネルギーが逃げてしまう”

”(ジャンプして大地を踏みしめたときの音が)邪気をはらう”

”なによりも信じることが大切”

 

このようなお話を伺うことで

アイヌの方々が

どのように考え

どのように生きてこられたか

垣間見ることができたような気がしました 

 

そして

この踊りが

ハードだけど

とっても楽しかった笑

 

◯疲れたら休んでよし

◯動きも小さくしても大きくしてもよし

◯とにかく楽しむ

 

このコンセプトがとても心地よかった♪

気持ちが高揚していきました

ずっとやってるとトランス状態になれるかもしれませんね

 

 

 

 

つづいて教室で歌と楽器についてお話いただきました

 

そして教室で

アイヌの楽器

ムックリ 

トンコリ

の実演を拝聴しました 

 

ムックリは本当にいろいろな音が出て

とっても楽しいですね

自分の口をサウンドホールにすることで

多種多様な響き・音色を創ることができるそうです

 

 

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トンコリは樺太アイヌの弦楽器

本体は人の形をかたどっているといわれているそうです

本体の内部に小さな木の玉のようなものが入っていて

カラカラと音を立てていました 

ToyToy先生がおっしゃるに

「心臓」を現しているとのことでした

 

下の写真はトンコリの振動を

直に感じさせていただいているところ♪

写真右側はToyToy先生

 

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さいごに

 

 

とても密度の濃いワークショップでした

参加させていただき感謝です

 

わたしは最近

無意識のうちに
”先住”の方々の

エネルギーに魅かれてるんです

 

今回のアイヌのワークショップに参加したのもそうですが

琉球

アステカ

マヤ

などなど

そういった人々の文化に

触れたいという気持ちがあります

 

それは
”自分自身のエネルギーを信じて疑わなかった時代”

が感じられるからだと思います


魅かれているときは

心の赴くまま

積極的に出かけようと思います 

 

 

今回のワークショップでは

本当に貴重な体験をさせていただきました

ありがとうございました

自分を偽らず、高純度の結晶のような演奏・曲をお届けします

数日前

私がこの人生で

真に望んでいることは何なのか?

考える時間を持ちました

 

 

そして改めて気づいたことがあるの

今日はそれを記事にしますね

 

 

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写真はわたしの撮影

イタリアはパヴィアで見かけた不思議な形の木 

 

 

 

私がこの人生で

真に望んでいること

それは

 

「自分を偽らず、高純度の結晶のような演奏・曲をお届けすること」

 

 

 

もうちょっと具体的に書いてみるね

 

”自分を偽らず”ってのは

たとえば

「あなたのイベントにも行きますから

 自分の演奏も聴きに来てね」

とか

 

「この人は有名な人だから

 つながっておこう」

とか

 

 

「わたしの演奏はすごいの〜

    すごいって言って💖」 

とか

 

 

そういった計算や煩悩を乗り越え

日々精進し

毎日を過ごしていくこと

 

めっちゃシンプルだけど

これに尽きるわけね

 

 

 

 

 

そりゃね

お知り合いが主催するイベントやお店に

興味があれば

もちろん行っちゃうわよ!

 

この方素敵な人だな~って人がいたら

相手の方が有名人だろうがなんだろうが

お目にかかる機会を創るわよ!

 

 

「行きたい!」「会いたい!」という

純粋な真の情熱にもとづいて

過ごしています

 

 

 

こんな風に過ごせる自分になってから

とっても気楽に楽しく過ごせています

 

 

 

正直な話

演奏活動を始めた当初は

人様に「演奏会やるんです」とお知らせするのに

とても勇気がいりました

 

 

でもね

近年はお知らせするときは無心です

 

もちろん

来てくださればとても嬉しいです

 

 

でもね

いらっしゃるかどうかは

お相手の方が決めることですから

私にコントロールできることではないですから

 

無心にお知らせする

 

これにつきると思うんですね

 

 

 

 

「あなたのイベントにもいくから私のにも・・・」

って方式を取る方もいらっしゃるかもしれませんし

それが合っている方もいらっしゃるでしょう

 

しかし今の私は

本当に行きたいと思うイベントに

喜んでお伺いするようにしています

 

 

本当は興味ないんだけど

お世話になっているから・・・

 

とか

 

そういった計算のあるマインドで

イベントに出席するのは

お互いにエネルギーが下がると思うんだよね

相手の方にも失礼だと思うんです

 

 

私ね

ちょっとでも自分を偽ったことを言うと

口が曲がりそうになるの笑

 

 

これは

身体がサインを送っているんだと思う

 

「それはアナタ が本当に思っていることではないでしょ?」

ってね

 

一つ一つは小さなことでも

小さな偽りを繰り返すことで

慢性的に感覚が鈍くなる

 

そして

「自分は何をしたいのかわからない」

という状態になるわけね

 

少なくとも

かつての私はそうだった

 

だからね

一つ一つの言動に

注意を向けてみるのが大切だと思うのよ

 

自分は本当にそう思っているか?

自分の魂の望みと合致してるか?

 

こんなふうに一つ一つ注意を払っていく

これを繰り返すことで

徐々に感性が磨かれてきて

自分本来の望みがなんだったのかが

見えてくるのよね

 

この状態って

エネルギーの波長が強くなって

高純度の結晶のようになるのよね

 

 

私はね

この状態で

演奏を磨き上げ

作曲していくことに決めたの

 

 

ちょっと長くなってしまったけど

お読み下さりありがとうございました