自然体のピアニスト内藤優花音のブログ

ピアノと作曲してます。日記的なものとかピアノ動画とか、いろいろ載せてる雑記ブログです。

「慈愛に満ちた感覚を覚えました」N.Mさんからリサイタルのご感想をいただいたのでシェアしちゃう

ピアニストの内藤優花音です。

 

先日開催した第17回目ピアノリサイタル「地球へようこそ」について、絵付け作家のN.Mさんよりご感想を頂戴していたので、紹介させていただきます。

 

※ブログへの掲載についてはご本人の承諾をいただいております

 

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☆☆☆☆☆ご感想はじめ☆☆☆☆☆

 

優花音さん、先日は素晴らしい時間をありがとう!!

妹と共々、大感動の一夜でした!!

 


「地球へようこそ」という明確なテーマの元に、演奏会が構成されているスタイルが凄くいい!!!

ストーリーが時系列で展開されていくところも、、。

 


優花音さんの実体験を交えたMCが、曲への理解をすごく凄く深めてくれるの。

 


優花音さんの話を頭において演奏をきくと、曲が全然別のものに聴こえてくるからびっくり!!

 


フォーレの「夢の後に」もドビュッシーの「夢想」も、今迄で一番胸が震えました。

 


因みに優花音さん作曲では、これまた妹と同意見でして(笑)、「もうすぐ生まれるよ」が一番のお気に入り。

 

 


どうしてかしらね?あれをきいてたら目頭熱くなっちゃって、涙をこらえてたら眉間が痛くなってしまいました(笑)。

 


「魔法」がテーマでも魅力的だったけど(※1)、今この時期(※2)、「地球へようこそ」がドンピシャりだったね。

 


優花音さんの力強い演奏はこれまでと変わらないのだけど、それに加えて、とても慈愛に溢れた、それこそ地球に抱かれているような、そんな感覚を覚えました🎵🎵

 


そして妹から伝言!

次の演奏会と、2ndCDの発売よろしく~!!

私も楽しみにしてます!!

 


※1

2017年に「次回の演奏会のテーマは魔法にする予定」とお知らせしていたことを指します

 


※2

私が去年の8月に出産したばかりのこの時期という意味です

 

☆☆☆☆☆ご感想おわり☆☆☆☆☆

 

Nさん、とっても嬉しいご感想をありがとうございました!!

今回も妹さんと一緒に聴いてくださり、とても光栄です!

 

今回のテーマ「地球へようこそ」は、自分で言うのもなんですが渾身のプログラムでした。

 

人が生まれ落ち、生まれてきた目的を忘れ現世の苦悩を味わい、その上で生まれてきた目的を再確認して進んでいく。。。そんなストーリーでプログラムを組みました。

 

Nさんが書いてくれている通り、私自身の実体験と、いろいろな芸術作品や自然からインスピレーションを得たファンタジーも踏まえ、プログラムを組んだの。

 

深く感じ取ってもらえて、とても嬉しい!!

ありがとう!!!

 

私自身、 出産を経験してから地に足の付く感覚・・・グラウンディングしている感覚・・・がとても強くなったの。

 

そんなわけで、当初考えていた「魔法」というテーマを却下し笑、「地球へようこそ!」にしました。

 

「せっかく生まれてきたんだからチャレンジすべし」というメッセージを込めたプログラムでした。

 

このメッセージは、わたしのリサイタルの根底に必ずあるんだけどね。

 

今回は特にその思いが強かった。

 

ちょっと話が変わるけど、今の私ね、「どんなことでもかかってこい!」って氣分になっているんだ笑。

 

だからね、今回のプログラムは自分自身へのメッセージも込めています。

 

どんなことでも乗り越えられる!乗り越えろ!

 

・・・こんなメッセージを込めたプログラムです。

 

 

私自身、生まれてきた目的ははっきり覚えていないけど、でも・・・でも・・・なんかわかっています。

 

こういう感覚って誰しも持っていると思う。

 

どうしても妥協できないこと

どうしても許せないこと

どうしても選んでしまうこと

 

こういったことって、生まれてきた目的に関連すると思う。

 

顕在意識でははっきり覚えてなくても、潜在意識ではきっとわかっている。。。

それでいいと思うんだ。

だからね、やらずに後悔するよりやってしまうこと。。。これが重要だと思う。

 

私の経験的にやって失敗する恐怖より、やった達成感の方が何倍も大きい。

Nさんもこれまでの人生、そうだと思う。

 

そんなメッセージを込めたリサイタルでした。

本当にNさんには深く感じ取ってもらえて、とってもとっても嬉しいです。

 

リサイタルのあとは、すべてを出し切ってしまったせいか、しばらくヘロヘロでしたが、今は回復しました笑。

 

次回リサイタルと2ndCDについても、熱いエールをありがとう!!!

まっすぐ前を向いて、企画します!!!

 

今後共どうぞよろしく♪

妹さんにもよろしくお伝えください!!

 

 

 

 

 

作家の泉ウタマロさんよりリサイタルのご感想をいただいたので紹介させていただきます

ピアニストの内藤優花音です。

 

先日開催した第17回目ピアノリサイタル「地球へようこそ」について、

作家の泉ウタマロさん

(ウタマロさんのブログ→izumiutamaro’s blog)

よりご感想を頂戴したので、紹介させていただきます。

 

※ブログへの掲載については泉ウタマロさんご本人の承諾をいただいております

 

☆☆☆☆☆ご感想はじめ☆☆☆☆☆

 

昨夜は素晴らしいリサイタルをありがとうございました。

前回のリサイタルよりさらに進化していて
不断の努力の軌跡を感じました。

 

優花音さんのプログラムの特徴として

1  テーマに沿ったストーリー展開
2 ストーリーに沿ってどのように曲を選んだかの説明

3  作曲家と曲にまつわるシンプル説明

…と言う
一般の人にとってわかりやすい構成が
今回も活きていたと思います。

 

 

冒頭で演奏されたドビュッシーやフォーレの曲からは
作曲家がどのように自然界と接触し、体感し、曲として成り立ったのか、私も感じることができました。


例えばフォーレのノクターン第2番では、
フォーレがボディで受け取った木漏れ日を
私自身のボディが感じました。


この曲に流れているのは形あるものではなく、光や色彩、風のそよぎといった無形状なエネルギーだと思います。


モネ・ルノアール・マネなど印象派が光と色彩で絵を描いたように、
フォーレは曲を創ったのだと感じました。

 

 

後半のオリジナル曲からは、
優花音さんの作曲力が1年前より洗練された印象でした。

 

 

ところでこの3つの曲

「もうすぐ生まれるよ」

「もうすぐ会えるね」

「光の道を通ってきたよ」

これは歌詞・歌があるはずの曲なのでは?
と感じます。


そしてもし歌をつけるなら、
優花音さんご自身で歌詞を書くべきだと思いました。


そして、
一般的に曲に歌がついたものは
1曲の間に9割方ボイスが入ってきますがそれよりもボイスを減らし、

歌の部分は7割位で、演奏のみを聞かせるところが十分にある、
そんなスタイルが理想かなと勝手に妄想しています。


もし可能ならお願いします。



最後にベートーベンですが、
毎回思いますが優花音さんのベートーベン演奏がとても迫力がありダイナミックでボリューミー


会場規模が演奏を受け止められる容量を超え、狭く感じてしまうので、
前回もお伝えしましたがお客様の人数に関係なく、
大きいホールで演奏していただきたいなと思います。

会場によって演奏を内包できるキャパが違うので。


この意見は一緒に行った友人も同意見でした。

 


ともかく渾身のリサイタルをありがとうございました。

そしてお疲れ様でした。
初めての育児の中でこれほどのリサイタルを構築実績することの大変さ。

やり切った優花音さんに敬意を表します。


ウタマロより

 

☆☆☆☆☆ご感想おわり☆☆☆☆☆

 

ウタマロさん、今回も深く鑑賞してくださり、ありがとうございました。

 

私のリサイタルのスタイルを深く理解してくださり、とても光栄です。

 

ウタマロさんとのアートな交流をとおし、インスピレーションを得ることが少なくないので、本当に感謝感謝です。

 

たとえば、今回取り上げたフォーレのノクターン第2番は、ウタマロさんが紹介してくださったのがきっかけ。

 

その時はテーマを「地球にようこそ」にしようとは確定していなかったと思いますが、選曲の段階になって「この曲、今回のテーマに合う・・・」とピンときたのです。

 

 

オリジナル曲

「もうすぐ生まれるよ」

「もうすぐ会えるね」

「光の道を通ってきたよ」

の歌詞も付けてみようと思います。

 

そのうち自然に書けるような気がします。

 

 

ベートーヴェンの演奏についても高い評価を賜りとても光栄です。

今回はテンペストとソナタ第30番という2つのソナタ全楽章をお届けしました。

 

中期と後期のそれぞれ個性的でメッセージ性の強いソナタでしたが、深く受け止めていただけて嬉しいです。

 

ホールのキャパについて、今回も悩みましたが、あえて「慣れたホール」での開催とさせていただきました。

 

ホールを選ぶにあたっては今のところ

1 ピアノの音

2 ホールの響き

3 アクセスの良さ

4 スタッフが1名でまかなえる造りであること

というのを優先しています。

 

しかしながら、ウタマロさんがご指摘くださっているように、会場の(エネルギー的な意味での)キャパシティもとても重要な要素ですので、そのようなことも視野に入れながら、次回のリサイタルを企画したいと思います。

 

真摯なご感想、本当にありがとうございます。

 

今後ともよろしくおねがいします。

近年の演奏曲目をまとめてみた~ピアノリサイタル~

★2014年6月1日(日) 12回目演奏会 

シューベルト       ピアノソナタ第19番  ハ短調 D958 第1楽章
ベートーヴェン    ピアノソナタ第17番 ニ短調 作品31-2 「テンペスト」
ベートーヴェン   ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調  作品1-3
ショパン         幻想ポロネーズ    変イ長調 作品61


★2015年6月21日(日) 13回目演奏会

  「身体の底からパワーが湧き出るピアノリサイタル」

エリーゼのために(ベートーヴェン)
華麗なる円舞曲第1番(ショパン)
華麗なる円舞曲第2番(ショパン)
ピアノソナタ第1番(ベートーヴェン)
ピアノソナタ第8番「悲愴」(ベートーヴェン)

 


★2016年6月19日(日) 14回目演奏会

  「ハートをアツくする!”B”のマチネ(昼の演奏会)」

平均律クラヴィーア曲集  第2巻 より 第12番 ヘ短調   (J.S.バッハ)
平均律クラヴィーア曲集  第2巻 より 第14番 嬰ヘ短調 (J.S.バッハ)
イタリア協奏曲(J.S.バッハ)
ピアノソナタ第25番 ト長調 作品79 (ベートーヴェン)
ピアノソナタ第23番 ヘ短調 作品57 「熱情」 (ベートーヴェン)

 


★2017年6月11日(日) 15回目演奏会

  「宇宙を感じる演奏会」

シューマン 幻想小曲集 作品12より「飛翔」
ラフマニノフ 10の前奏曲 作品23より第3番、第5番
モーツァルト きらきら星変奏曲
内藤優花音 月明かり 作品24
ドビュッシー ベルガマスク組曲より「月の光」
 ~休憩~
バルトーク ミクロコスモス第6巻 第143番 分割されたアダージョ、第144番 短二度と長七度
バッハ 平均律クラヴィーア曲集第2巻 第18番
ベートーヴェン ピアノソナタ第14番 作品27-2「月光」

 


★2017年12月9日(土) 16回目演奏会

  「私の人生を変えたピアノ曲」

モーツァルト ピアノソナタ第16番
ハイドン   ピアノソナタ D-dur
シューベルト ピアノソナタ第8番より第4楽章
メンデルスゾーン 厳格なる変奏曲
ショパン   バラード第3番
バッハ    平均律クラヴィーア曲集第2巻より第6番
内藤優花音  「悲愁円舞曲」、「憧れに目を向ける」、「銀河に架ける橋」


★2019年2月9日(土) 17回目演奏会

  「地球へようこそ!」

 

ドビュッシー  2つのアラベスク
フォーレ  ノクターン第2番
フォーレ  夢のあとに
ベートーヴェン  ピアノソナタ第17番「テンペスト」
ドビュッシー  夢想
内藤優花音  こうさくしたよ〜かけっこ〜雨だれの中の世界 〜幼き日の陽だまり 〜早く表で遊びたい〜もうすぐ会えるね〜もうすぐ生まれるよ〜光の道を通ってきたよ
ベートーヴェン ピアノソナタ第30番

内藤優花音 雪(アンコール)