先日
Youtubeよりメールがとどきました
私が一年前にアップロードしたバッハ平均律の演奏動画に対し
著作権侵害の申し立てがなされ
動画が一部の国でブロックされたという通知です
その動画は私の演奏を紹介する目的で投稿したものです
↓こちらがメールの本文です(相手先の会社名などはモザイクをかけています)
オーストラリア、オーストリア、ドイツでブロックされたとのこと
相手方は海外の会社のようです
最初はどういうことなのかわかりませんでした
バッハは18世紀に亡くなっているし
動画に入れた曲は後世の方の編曲でもないので
曲に関しては著作権フリー
それに演奏は私が演奏したものです
著作権フリーの曲を私が演奏して
私が動画を作って
私がアップロードしているので
著作権侵害と言われるのはおかしな話です
ことを荒だてたくないですが
とても気分が悪かったです
「異議申し立て」のオペレーションをしようか数日考えました
そして改めて相手方がどんな会社なのか
冷静に見直してみました
すると驚くことがわかりました・・・
↓Youtubeの該当動画の詳細画面です
(相手先の会社名などはモザイクをかけています)
なぜ私の演奏動画が海外の会社からブロックされたか??
それは・・・
私の演奏が某著名なピアニストの演奏と間違われたからだったんです!
しかも相手方は1960年代創業のドイツのレコード会社の系列会社で
クラシックのCDの販売などを行っている会社
それも某著名なピアニストは・・・私の尊敬するピアニストなんです
ある意味とっても光栄です!!!
ここで今回の出来事を簡潔にまとめてみます
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◯誰が著作権侵害の申し立てをしたのか?
1960年代創業のドイツのレコード会社の子会社(クラシックのCD販売などを担当)の代理会社
◯私は何をされたのか?
YouTubeのシステム上で著作権侵害の申立をされドイツ・オーストリア・オーストラリアで動画をブロック(視聴できないように)された
◯なぜブロックされたのか?
私の演奏がヨーロッパで活躍する某著名なピアニストの演奏だと間違われたから
(その会社はCDのプロモーションとして、著名なピアニストの同曲の演奏をYouTubeで紹介していたのです)
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この件についてどのように対応しようか検討したのですが
下記の通り対応しました
①ことを荒だてたくなかったので、必要な画面のハードコピーを取得した上、 該当の演奏動画をYouTubeから削除
(調べた所、動画を削除することで相手方の申立も削除され、私のYouTubeのアカウントに傷がつかなくなるそうです)
②他の動画サイトか私のホームページで改めて紹介することにした
YouTubeのサイトにて「相手方に異議申し立て」をすることもできたのですが
万が一相手方が納得しない場合ことが大きくなるかもしれないと感じたので
(例えば、YouTubeアカウントをブロックされるとか、裁判沙汰になるとか)
動画を削除することにしました
今回の出来事は
発表の場や方法を変えなさいという
見えない世界からのメッセージだったと感じています
そんなわけで
これを機に自分の演奏の発表の仕方を変えることにしました
どんな風に変えるか只今妄想ちう(〃ω〃)
お読みくださりありがとうございました