先日からショパンのエチュードより作品10の1を
取り出して練習しています
今のわたしに必要なものだと思うから
この曲は何回にもわたって取り上げてきました
指と指の間を柔軟に広げつつ
正確なタッチと美しい響きで歌い上げる
とても難易度の高いエチュードです
今回久しぶりにこの曲を弾いてみて感じたこと
それはね
指が以前より鍵盤に吸い付くように
弾けているということ
吸い付くように弾くには
全身の脱力が肝要です
腕や手首に余分な力が入っていると肝心の指先…これは鍵盤に直に触れる場所なので演奏を左右させる部分なのでとても重要なのです…この部分に伝わる力が分散してしまいます
そうしますと
グッドな音
グッドな響き
が出せません
これまで何度も脱力をするよう
かつ俊敏な指の動きや繊細なコントロールができるよう日々訓練を重ねてきました
わたしが以前より脱力ができるようになったのはおそらく…
ピラティスなどの運動をしていること
これと深く関係するでしょう
こうした運動を通して
自分の体と向き合うことで
ピアノを演奏する際の体の重心といえるコアの部分を意識できるようになったのです
この感覚は誰から習ったものでもありません
自分で会得したものです
わたしにとって
ピアノを演奏することと
自分を見つめ直すことって
同義語なんですよね
同じ意味なんです
同じことなんです
体や精神のコンディションを整え
弾きたい
創りたい
伝えたい
という自然な気持ち・情熱に裏打ちされた
演奏を純粋にお届けする
それが
わたしの真の願いであり
実現していることなのです
今日も素晴らしい経験ができますように
お読みくださりありがとうございました
また後ほど
内藤優花音
ピアニスト&作曲家です。絵も描いてます。
定期演奏会・自宅演奏会してます。
クラシック・オリジナル曲をお届け♡
CD発売予定☆
私のホームページはこちらです↓
https://www.yukane-naito.com