こんにちは!
ピアニストの内藤優花音です。
緊急事態宣言が解除されましたね。
新型コロナウィルスが収束に向かうことを心よりお祈りしています。
今日はね、ずいぶん長いこと心の奥底にあったフラッシュバックをいつの間にか乗り超えていた話を書いてみようと思う。
フラッシュバックの原因をいつの間にか乗り越えていた話
先日、ショパンのピアノソロCD全集を買った。
ニキータ・マガロフさんの演奏。
私はなぜか今、ショパンに燃えてる。
ピアノに限らず時折こういうことがある。
突き動かされたように「なにか」に取り組むんだよね。
それが近い将来実を結ぶ。
ショパンの曲はよく聴いたり弾いたりしてきたけど、知らない曲もあるので、「全集」という形で手にすることにしたんだ。
ショパンの曲は特に小学6年~中学2年にかけてレコードでよく聴いた。
特にエチュード、ノクターン、ワルツ、バラード第1番、スケルツォ第2番、英雄ポロネーズなどをよく聴いた。
この時期は、ちょうど音高を受験するかどうか悩んでいた時期だった。
楽典の先生を紹介していただき一度は受験準備に取り掛かったのだけど、結局受験しないことにした。
「親ともう少し相談したかった」という思いと「これで良かったのだろうか?」というモヤモヤした感情が心の中に静かに残った。
ショパンの曲。。。特にエチュード、ワルツ、ノクターン、バラード1番、英雄ポロネーズを聴くとこの時のモヤモヤした気持ちが、長年静かにフラッシュバックしていた。
自分ではこれをフラッシュバックとは思っていなかった。
いや、思わないようにしていた、というのが正解なのかもしれない。
でも、最近フラッシュバックを乗り越えた実感があるんだ。
だから2月に開いた18回目のリサイタルで英雄ポロネーズを取り上げた。
そして今はエチュードに集中してる。
音高受験を止めてから30年ほど経った。
その間いろいろなことがあった。
室内楽を皮切りにピアノに復帰し、12年間ピアニストの先生に弟子入りすることになった。
その間、特別養護老人ホームと障害児向けの施設で音楽療法セッションに参加、デイサービスでピアノ弾き語り&リズム体操といった音楽レクリエーションを担当。
コンクール入賞&イタリアでの演奏を経て、オリジナルCDアルバムを発売、18回目のリサイタルを開いた。
気づいたら過去の出来事のフラッシュバックはすっかり乗り越えていた。
「フラッシュバックがあった」といっても、ショパンを弾かなかったわけではない。
ショパンは本番で何回も取り上げてきた。
たとえば幻想ポロネーズ、バラード第3番、バラード第4番など。
特にバラード第3番はイタリアで演奏してきたので印象深い。
今、改めてショパンに集中することは、未来の財産になる!
そんな確信がある。
最近はエチュードを暗譜でひとまず仕上げるようにしている。
Youtubeにもアップしているので聴いていただけたら嬉しいです。
黒鍵のエチュード
ショパン エチュードop.10-9
ショパン エチュードop.10-9 通し練習 20200505
ショパン エチュードop.10-6
ショパン エチュードop.10-6 弾いてみた 20200523
おわりに
めっちゃ個人的な記事を読んでくださりありがとうございました!
元気に生きてます笑!
今回のことで思うことは、
「やりたいことはやっちゃえばよいのだ!」
ってこと笑。
過去の「しこり」をくよくよ悩むよりは、やりたいことをやってしまう。
そうすれば、知らないうちに過去の「しこり」ってキレイさっぱりなくなっていたりする笑。
私がノーテンキなだけなのかしら??
ま、とりあえず、こういうケースもあるってことでご参考に!!
また別の記事でお会いしましょう!
それでは~~~♬
「ピアノで人生をアートに!」
煩悩を超越した音楽をお送りするよう努めています。クラシックとオリジナル曲。リサイタル開催(2003年〜テーマを設けたMCつき)・オリジナルCD販売・出張演奏・自宅演奏会・ピアノご指導。
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