自然体のピアニスト内藤優花音のブログ

ピアノと作曲してます。日記的なものとかピアノ動画とか、いろいろ載せてる雑記ブログです。

ワタシのこれからの「いい人戦略」

会社員やってた頃

 

結構な量のビジネス本を読んだ

 

その中で

 

どうしても手放せない本がある

 

それは

 

成毛眞 著

三笠書房 

このムダな努力をやめなさい

 

 

文庫本で

 

とても読みやすい

 

ワタシ的に要約すると

 

「ムダな努力をやめて余裕を持って楽しんで生きろ」

 

これに尽きる本で

 

そのためには八方美人をやめてやるべきことを選んでいけという

 

痛快な書きっぷりがとってもユニークで

 

この本を読んだ当時

 

思いきり笑わせてもらいながらも

 

元気付けられた

 

その後

 

紙の本を断捨離することが何回もあったけど

 

この本は手放さなかった

 

 

久しぶりにこの本を手に取った

 

最近

 

しばらくぶりに片付けを始めて

 

古いラベルシール

 

料理レシピのパンフ

 

使いきれなかったハーブ

 

実家から持ってきたプラスチックのボビン

 

古い手紙や年賀状

 

そういったものを片付けてるうちに

 

久しぶりにこの本を手に取った

 

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「いい人を信用しない」

 

パッと開いたら

 

「いい人」を信用しない

 

という言葉が目についた

 

つい先日

 

岡田斗司夫さんのおっしゃる「いい人戦略」について記事を書いたばかりのワタシが

 

このページを開いたのは必然だろう笑

 

 

 

誰からも反感を持たれないように過ごすには

 

何もしないことだ

 

 

 

一般的に「いい人」と呼ばれる人は

 

人当たりは良いもののいざという時何もしない人の可能性が強い

 

 

 

シリアスな仕事を組む相手としては信用ならないけど笑

 

「なんとなくいい人」って思われておくのは良いことだろう

 

ただし本当の意味では信頼されにくいし

 

ワタシもそういった人のことを信頼しないようにしてきた

 

 

ほどよい人間関係とは

 

岡田斗司夫さんによると

 

「いい人だけどなんかぬけてるなー」

 

くらいに思われておくのかグッドという

 

 

 

 

確かに・・・それくらいの方が

 

本当に面倒なことを相談されたり頼まれたりしにくいからね

 

 

「いい人」という評価が得られ

 

ほどほど楽しい人と思われ

 

程よい関係が築ける

 

 

あまり踏み込んだ関係にならない人間関係にはそれくらいの付き合い方が最も都合がいいだろうね

 

 

 

だから

 

知り合ったばかりの人

 

ちょっとしたお知り合い

 

子ども繋がりの人間関係

 

 

そう言ったお相手には

 

岡田斗司夫さんの提唱する「いい人戦略」の付き合い方から始めるのが程よいだろうね

 

 

 

いざ相談された時とか

 

仕事について頼まれそうになった時

 

その時は

 

自分の思うように振る舞えば良いね

 

 

 

なんかこれ以上立ち入らない方がいいよね

 

って感じたら素早く立ち去る

 

 

一歩話を進めようという時は

 

「いい人」の枠を出て

 

本音の感想や意見を伝えて良いのではないかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時には悪者になることも必要

 

「このムダな努力をやめなさい」のP79 四行目から五行目に

 

こんなことが書いてある

 

「ビジネスでは、誰かが悪者にはなければならない場面が出てくる。「いい人」はそのような場面になると逃げようとするから、頼りにならない。」

 

 

これはその通りだと思う笑

 

表面的な「いい人は」

 

ビジネスを成功させることより

 

嫌われないことを優先させちゃうんだよね

 

だから

 

シリアスな仕事を誰かと組む時は

 

ちょっとばかり気難しそうでも筋の通った人と組むほうが良い

 

 

話はちょっと脱線するけど

 

ワタシも会社員時代は嫌われ役もたくさんやった

 

ワタシが無能だったから自業自得だったケースもあるけど

 

なぜかワタシは

 

嫌われることに関しては鈍感力が備わってて

 

スルーを決め込むことができる

 

これはワタシの能力の一つだ

 

へっちゃらなんだよね

 

それに

 

悪者になることで

 

ガス抜きになって物事が進みやすくなることもあったから

 

明らかにワタシに反感持ってる人とも平然と打ち合わせしたりする場面もあるのだから

 

それはそれ

 

これはこれ

 

淡々と感情を出さずにやらねばならない

 

 

そんなふうに

 

嫌われるのも仕事のうちと思って生きてきた節はある

 

だから

 

「いい人」はそのような場面になると逃げようとするから、頼りにならない。」

 

という文面はとても腑に落ちた

 

 

 

「気難しそうな人」と思わせておいた

 

この本には

 

「八方美人にならない」

「くだらない人と付き合わない」

「同業者とは付き合わない」

 

ってことにも記述がある

 

立場や場面によって違ってくると思うけど

 

要するに付き合う人を選べってことだ

 

 

これはとても大切だと思う

 

ワタシ自身

 

会社を退職して開業してからの10年は

 

付き合う人をすごく選んできた

 

 

それまでの人間関係をガラリと変えたくなったのね

 

この本だけの影響ではないんだけど

 

八方美人をやめた

 

孤独を恐れないようにした

 

それまでのワタシは

 

ある場面で嫌われるのはへっちゃらだったけど

 

一方で孤独が寂しい気持ちもあったんだ

 

 

でもね

 

そんな時って

 

情報だけとられちゃうとか

 

ネガティブな話ばかり聞かされたり

 

ワタシが損した感じがする付き合いもあったんだよね

 

 

だから

 

そういった不愉快な交流をリセットしたかったのよ

 

 

 

そんなわけで

 

近年は付き合う人を選んでる

 

どちらかというと

 

「いい人」と思われるより

 

「悪い人じゃないけどちょっと気難しいかも」と思われるように意図的にしてたんだよね

 

「気難しそうな人戦略」とでも名付けとこうかな笑

 

 

 

そのおかげで

 

煩わしい人間関係がほとんどなくなり

 

ピアノに集中できた

 

アーティストにはこういう期間も大切だと思う

 

 

ワタシのこれからの「いい人戦略」

 

 

ここまで書いて

 

ワタシ的にこれからの「いい人戦略」を見直してみると

 

こんな感じかな

 

 

知り合ったばかりの人に対しては

 

基本的に岡田斗司夫さんの提唱している

 

・共感する

・(本当に良いと思ったら)誉める

・応援・手伝う・助ける

・忘れる(スルーする)

 

で良いのかなと

 

 

上記の「忘れる(スルーする)」について

 

この人ともっと深く関わりたい

 

この人を本当に手伝いたい

 

この人と仕事を一緒にしたい

 

と思えるなら発動しなければ良いかなと

 

 

 

 

まとめ

 

人にはいろいろなフェーズがあるから

 

時には嫌われてでも環境を変えたり付き合う人を見直したりすることも必要だよ

 

その上で

 

自分自身にある程度余裕が出てきたら

 

新しく出会う人に対して「いい人だな」「楽しそうな人だな」って程よく思ってもらえば

 

人間関係広がるかもしれないね

 

 

自分で実践して検証してみるねー

 

んじゃまた