先日家族で井の頭公園(正式には井の頭自然文化園)に行ってきた
園内には「彫刻園」もあり、北村西望の彫刻作品もある
長崎の平和祈念像の原型となった石膏像もある
以前鑑賞した時以上に深く深く感動を覚えたので
ブログに書いておきたい
井の頭公園にて
元々は園内にある小さな遊園地に子どもを連れて行くのが目的
当日は午後から弱い雨の予報で
午前の早めの時間に到着するようにした
ついた時は快晴
早めのお昼をいただく
園内のタイ料理レストラン「ペパカフェ フォレスト」にて
早速遊園地コーナーに向かおう
遊園地は園内にある動物園の中にあり
入り口で入場料を払う
入ってすぐに幼児が喜びそうなすべり台などがある
さらに奥には動物園があってさらに奥には遊園地コーナーが
一人一回100円の乗車券を買う
コーヒーカップ
電車
メリーゴーランド
そんな遊園地の王道的なものがあって幼児連れにはぴったり
それぞれが小ぶりなのもいい
昭和な感じがなんともいい
遊んでるうちに天気がぐずついてきたので帰ろうかとしたが
夫氏の希望もあり北村西望氏の彫刻館へ立ち寄ることに
気分良かったから自撮り笑
美肌アプリちょっぴり使用www
彫刻を観て深く感動
ここの彫刻を鑑賞するのは多分2回目
正直な話
彫刻はこれまであまり興味がなかった
だから
今回再び鑑賞しても
あまり感銘を受けないかな?と思っていたのだが
しかし
しかし
今回は違った
なぜか
深く感動した
以前鑑賞してから年月が経ち
出産もしたし
色々なことがあったから
私の心境や感性に変化があったのかもしれない
なにより
他人のクリエイトを鑑賞するという
高尚だけれどもある意味エネルギーを要する行為を受け入れる土台ができていたのかもしれない
ベートーヴェンの音楽のような
健康的なエネルギーを感じた
彫刻一つ一つ…とくに男性像に…大地と一体化した湧き上がるエネルギーが見えた
筋骨隆々の健康な肉体が大地の上に乗り大地と一体化することでエネルギーが循環しているのを感じた
彫刻の背後にボオオオと燃え上がる炎のようなオーラのようなものが見えた(気がする)
まさにる私が音楽で目指している表現の一つでもあり大変共感した
心の琴線に触れたとはこのことだ
北村西望氏のモニュメント
痛く感動したので
屋外の撮影可能なモニュメントをザーッと紹介する
ぜひみなさんもリアルで鑑賞することをお勧めする
師範代1920年
柔道の師範をモデルにしたそうだ
健康美1930年
建国の雄姿1926年
アダム1929年
怪傑日蓮1929年
静座1925年
人類の危機1958年
核戦争への危機感を表しているそうだ
現代こそあらためて見直すべき作品だと思う
加藤清正公1960年
以下はタイトルを控え忘れ名前不明
終わりに
最後は地元で一服して帰宅
今回の井の頭公園訪問は大変大きな意味があると思う
真に共感する作品に出会うと魂が共感し
鑑賞者の中にエネルギーが湧き上がる
まさにそれを感じた
一方で
現代の彫刻家は作品を設置してもらう場所が限られてるのだとも想像した
なぜなら
これから新たにここまで大きな公園を作ることはない…または可能性は低いだろう
美術館なども同様だろう
施設を新たに作ったり整備するときの流れに乗って作品を設置してもらえた芸術家は本当に運が良いと思う
新たな芸術家の作品を期待を込めて鑑賞して行くこともとても大切なことだ
何はともあれ
深く共感する作品を鑑賞できたことは思いがけない驚きである
この感動を
今後の音楽における表現に活かしていきたい